短い様で長かった?2019無積雪期登山シーズンのラストガイド。
黒部の秘境下の廊下2日間のガイドです。
東京、千葉、名古屋、大阪と、各地から来たお客様と富山駅で集合し、宇奈月から欅平へ朝イチのトロッコ電車でアプローチ。
快適なリラックス車両の車窓から黒部渓谷の紅葉を楽しみ、欅平駅から登山が始まりです。
阿曽原温泉小屋の営業時期の最終週末で紅葉が大当たり。
紅葉美と渓谷美が相まって、感動的な景色を楽しませてくれました。
おかげでなかなかカメラが手放せない!
今年も阿曽原温泉小屋には大変お世話になりました。
昨日は悪天候だったらか小屋は比較的混雑は無く、快適な阿曽原温泉小屋を楽しめました。
渓谷美も素晴らしいが、水平歩道が作られた歴史も感じたい。
道中通過する仙人ダムは小説「高熱隧道」にあるように、想像を絶する難工事だったそうで、トンネル掘削の岩盤温度が160℃だったとか、地熱でダイナマイトが自然発火しちゃったとか、水平歩道では歩荷が沢山転落しちゃったとか、雪崩で宿舎が吹っ飛んだとか、この難工事でおよそ300名の関係者が犠牲となったとか。
もう凄いとしか言いようが無い。
この水平歩道を整備してくれてる阿曽原温泉小屋を始めとした関係者の方には本当に感謝。
道中鳴沢あたりで、小雨の中力尽きてレスキュー待ちのオバちゃん(おばあちゃん?)に遭遇。
レスキューシート被って傘さしてたけど・・・
救助隊の皆さん。本当にお疲れ様です。
JUNRINAチームは誰もヘロヘロになることなく順調に黒部ダムに到着!
ご一緒してくださった皆さん。
ありがとうございました!
バックカントリーシーズンも是非ご一緒しましょう!