登山中に袖口から結構激しめな虫が入ってブルンブルンしていて、ひゃーっとパニック気味に腕を振っても出てこないので、勇気を出して袖の中を覗いてみると・・・SUUNTOの腕時計のバイブレーションでした(^-^;
ほっ。
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花も素敵な八ヶ岳。
今回は訳あって赤岳鉱泉ではなく行者小屋泊(同グループ)で赤岳を目指すことになりました。
赤岳鉱泉といえばステーキでお馴染みですが、今回はステーキが食べられないのかとちょっと残念に思っていましたが、行者小屋ではとんでもないサプライズがあったのです。そのサプライズは赤岳鉱泉に宿泊できない理由とは全く関係ありません。
夕食を食べ終わろうとしているころ、スーツに身を包んだ男性が恐縮そうに話し始めました。
何でも、行者小屋の若オーナーとスタッフの女の子が5月に入籍をし、まだ結婚式を挙げていないので、ワンゲル部繋がりの同級生で手作りの結婚式を今から執り行いたいとのこと。
そんな素敵な時間をご一緒できるのですから、もちろん心からお祝いいたします!
ということで、手作りの衣装でたまにウエストがずれてしまいながらも、それなりに見える神父さんも登場です。ネックレスもよくできてる!
神父さん、セリフもバッチリでしたよ!
誓いの言葉と、誓いの・・♥
今回ガイドさせていただいているパステルツアーは関西の人ばかり。だからオフレコでも自然と盛り上がっちゃうんですよね~!さすがです。
ご当人はかなり照れていらっしゃいましたが、素敵なご友人に囲まれて羨ましいです。わざわざスーツを着て、お忙しいお二人の為に2350mまで足を運んでくれるんですもん。
最後に若オーナーからご挨拶。とてもお幸せそうですね!
お仕事中でしたので、普段着のままっていうのがまたあべこべですけど(笑)。
行者小屋、居住空間も広めで快適です。そして更衣室が使いやすそう(私は着替えないので使ったことはありませんが)。夕食も和え物は手作りでフルーツたっぷり、具沢山の味噌汁も美味しかったです。ぜひ皆さんも利用してください。
こんなビッグイベントの後ですが、そうだっ、山登りに来ているんです。
2日目は赤岳2899mに全員登頂し、一瞬富士山も見えて清々しい朝になりました。
下りは地蔵尾根から。途中のお地蔵さんの顔がかっこいい。
関西のお姉さま方はイケメン~!と喜びつつ「ハンサム地蔵」と命名していました(笑)。
旅も終盤、砂利の林道を歩けば終点美濃戸口ですが、そのちょっと手前にトヨタのホイールカバーが1枚・・・
ガタガタ道なんで、カバーが外れちゃったんですね。この道、私も車で何度か通った時はとても気を遣いました。冬はもっと大変なんですけれどね。
そんなこんなで、大変記憶に残る登山のうちの1つだったに違いありません。
行者小屋の皆さん、そして手作りの結婚式を挙げたワンゲル部OBの皆さん、ありがとうございました。
もちろん、ゲストの皆さんもお疲れ様でした!
RINA